瞬きしたら終わった

ヒプマイ のライブ

昨日の9月8日のやつ行ってきた

行ってきたというか、私はシンプルに外れたんだけど、友人が当ててくれたので、一緒に行かせていただいた

友人は本当にヒキが強い

どんだけ徳を積んどるんだ

友人、前世、マザーテレサの可能性ある

 

いままで行ったことあるライブは安室ちゃんと、米津玄師と、MSSPだから

二次元のライブってはじめてですごいドキドキしてたら

友人が「いい?覚悟を決めておいてね、負けたらダメだよ。」

って真剣な瞳で言ってきて、頭ん中ZARDが流れた

二次元のライブって、そんな覚悟がいるんだ…て息を飲んだ

 

この日のために、好きなYouTuberの子が購入品紹介でのせてた、灰色の半袖コートみたいなやつ買った、前閉めたらワンピースになるやつ。

この灰色、まさに寂雷先生っぽいな、と思って買った、御誂え向きと思った。

ゾゾタウンにあったからゾゾタウンで買ったのだけど着た後に前身頃を閉じて、胸の下に、付属のお洒落な紐を結ぶんだけど肥え過ぎてて、結んだら、苦しすぎて死と直結することになった

(裏切られた)という気持ちでいっぱいになった。

もう一度ゾゾタウンのモデルさんの画像をみたら、紐を結んで余ってる部分すごい長かったのに、私は3ミリくらいしか余ってなくて、泣いた

友人がいっぱい穴が空いた、お洒落なベルトを持ってきてて貸してくれたので、紐の代わりにベルトにかえることで事無きを得た

友人はポ女だから、鮮やかな黄色のシャツ着ててかわいかった

なんか髪の毛もオシャレにまとめてた

私は化粧だけ義務的にすませて、生まれたままの、起きたままの髪でいざ参ろうとしたら「おい!髪の毛をやれ!」って言われて友人が髪をセットしてくれた

「やっぱボブの人は後ろが大事よな」「うん」「この髪の毛はこっちに流すね、ふわふわな方がいいやんね」「うん」

私は「うん」ていう機械になってた

私の髪の毛、ボブっていうんや

外国人みたいだね

 

大阪城ホールにいく電車のなかで、可愛い子が、物販一緒に並びませんか?て声かけてくれた。

うそやろ?て思った

ライブいったら、こんな可愛い子に声かけてもらえるの?てなった

我々はもうすでにリングライトなどは買っておいたから、物販には並ばない予定だったので

途中まで一緒に行くことにした

無料配布のドリンク受け取って、物販の前まで行って、可愛い子ちゃんとはバイバイした

もう価値があった、と思った

こんな出会いもあるなんて素敵だな、て嬉しかった

そのあとバスタブで写真撮って、その時すでに14時30分だったのだけど

有料のドリンク飲みたいね、てなって並んだらスタッフさんが「もしかしたら開演に間に合わないかもしれません」てアナウンスした瞬間に友人が「よし、やめよう」て言いながら列から抜けた

判断の速さ、毒島メイソン理鶯かと思った

元軍人じゃないとその速さ、だせない。

 

会場に入って

私は本当席とかわからんから、友人にドラクエ方式でついてった

友人も「私についてきて」って言っててかっこよかった

友人について前にズンズン進んで到着したら

一番前の席のど真ん中やった

友人が席の後ろの席番号を何度も確認し、

「ここだ………」と呟いた

私は全然理解ができなくて「無理」と言った

友人、前世マザーテレサ説、立証。

 

目を白黒させてたら、一番前仲間の人たちが、無理すぎませんか??って声かけてくれて

マジで無理すぎませんか??集団で夢みてます??てみんなでずっと言ってた

後からきた一番前仲間の人たちも

「そんなわけない」「まじでここ?」て言いながら席の後ろの席番号を何度も確認して

「まじで無理じゃないですか?」って真剣な顔で私をみて、「とりあえず口紅塗りますわ」って言ってて笑った

「一旦塗りましょ!」って言った

 

「あと10分やん…無理…これ夢?」「今日のために生まれてきたんだ私…」「人生で一番嬉しい」「生まれてきてよかった」「今日で終わってもいい」「今日が命日」などと口々に言い合ってた

私は何度もリングライトとバングルライトがちゃんと光るかのチェックと、ハンドサインの確認をしてた

 

人生でこんなにそわそわしたのは

結婚式での友人代表スピーチと

この時だけだと思う

 

もうすぐ15時半ってとこで

この席を引き当ててくれた友人が愛おしくなり、最大限の感謝を伝えたくて、「ほっぺにチュウしていい?」ってきいたら「それはいらんけど」て言われたから肩だけ抱き合って終わった

私達中学高の時からいっしょにいるのに、こんな風に抱き合ったことはなかったね

サンキューブラザー

ウチらずっと仲仔

 

とうとう15時半になって

みんなが登場してきて

きた!!!ってまわりが言って立ち上がってから一切の記憶がない

楽しすぎて、瞬きしたら終わってた

この感情をあらわす言葉が

私の辞書にない

とにかくずっと口が勝手に弧を描いてた

私…笑ってる…て感じ

途中、明らかに右腕が壊れたけど、(もうここで終わってもいい)と思った。

最高の時間だった

 

友人と抜け殻になりながら

ずっと「楽しかったね…」「本当に楽しかった…」て言いながら、お家まで帰った

 

今日のいう日は一生の宝物

走馬灯のときに、流れるんだと思う。